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ジン【2021 新作】スクラッチダイアルを採用したフリーガー「358.SA.FLIEGER.DS」

パイロットクロノグラフの原点を示す「358」に、1点1点手作業でスクラッチ加工を施したダイアルを備えた新作が追加された。それぞれダイアルの模様は唯一無二で、異なる表情を楽しめる。

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特別なスクラッチダイアル
 ジンのパイロットクロノグラフである「358」シリーズから、特別なダイアルが与えられた新作「358.SA.FLIEGER.DS」が登場した。

 2011年にブランド創立50周年を記念して発表した「358」シリーズは、1940年代を彷彿とさせるデザインで、パイロットクロノグラフの原点にならうコレクションだ。同社の人気シリーズ「356」のケース直径をコンパクトな38.5mmから42mmまでサイズアップしている。モデル名でもある「フリーガー(FLIEGER)」は、ドイツ語でパイロットを意味する言葉である。

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このモデルで注目すべき部分は、スクラッチ加工が施されたダイアルである。1点1点手作業で製作されるダイアルは、ベースカラーを着色した後に傷を入れていくため、ふたつとして同じものが存在しない。そのダイアルが組み込まれた時計は、それぞれが唯一無二だと言えるだろう。

 このスクラッチ加工により、ダイアルのベース素材が変化する光のニュアンスをとらえるため、光の加減や明暗次第でさまざまな表情を見せてくれるはずだ。加工を施した上に目盛りや数字、夜光塗料が塗布されているため、ダイアル自体の視認性に影響はない。

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サテン仕上げのステンレススティール製ケースにはArドライテクノロジーが組み込まれ、実用に大いに役立つジンの技術が惜しみなく投入されている。シースルーバックの裏蓋からは、セリタの自動巻きクロノグラフムーブメント、SW500が動く様子を眺める事ができる。

Arドライテクノロジーについて
 Arドライテクノロジーとはジン独自の技術のひとつで、ケース内部を湿気から守るための機能だ。ムーブメントに使用される潤滑オイルは、ケース内部に拡散した水蒸気により劣化してしまい、時計の精度に悪影響を及ぼす。また外部の急激な温度変化により、サファイアクリスタル風防の内側が曇ってしまう原因にもなる。

 ドライカプセル、プロテクトガス、EDRパッキンという3つの技術的要素により、これらの問題を解決した。ドライカプセルには、極小のカプセルの中に特殊な乾燥剤を入れることでケース内部の水蒸気を吸収して湿気を取り除く役割を担う。また潤滑オイルの劣化を引き起こす放電腐食を防ぐため、ケース内部にはプロテクトガス(希ガス)が封入されている。そしてEDR(超拡散削減)パッキンは、ケース内部への水分の貫通を最小限に抑えるため、ニトリルゴム(NBR)という水分浸透を削減する特殊なゴムが使用されている。

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このテクノロジーが搭載されたジンの時計には、ダイアルやケースバックに丸型のArマークが刻印されている(一部モデルを除く)。今作も例外ではない。


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