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進化する「グッチ」のホースビットローファー ファッショニスタのはきこなしをチェック

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ホースビットローファーといえば、「グッチ(GUCCI)」を象徴するアイテムの一つ。馬具の“はみ”にインスピレーションを得たホースビットのモチーフは、1950年代にハンドバッグの装飾として初めて登場し、瞬く間に「グッチ」のシンボルになった。アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)がクリエイティブ・ディレクターに就くと、2015-16年秋冬にホースビットローファーをアレンジしたファーのライニング付きスリッパ“プリンスタウン”を発表し、世界中のストリートを席巻。その後も、シーズンごとにさまざまな素材やディテールのホースビットローファーを企画しており、個性や着用シーンに合わせてお気に入りの一足が選べるようになっている。

2019-20年秋冬のミラノ・ファッション・ウイーク会場でも、ホースビットローファーを取り入れたスタイルは大人気だった。プリントスカートにGG柄のキャンバス素材のローファーを合わせてレトロムードを強調したり、シンプルな黒のパンツスーツにロイヤルブルーのスリッパを合わせてポイントにしたりと、スタイリングは自由自在。もちろん、女性だけでなく男性も遊び心いっぱいにはきこなしている。ストライプのスーツにレザーローファーを組み合わせた着こなしはシックなムード。一方で、GG柄ベルベットやカラフルなGモチーフのローファーは主役級の存在感を放つ。

19年春夏では、ウエアでも登場しているマルチカラ―のツイードを使用したローファーが目をひく。ピンクや白などのソフトなパステルカラーがポイントで、クラシックなデザインのローファーに「グッチ」ならではの女性的な魅力を漂わせている。「グッチ」の歴史を物語るフローラ柄のキャンバス地のローファーも見逃せない。フローラ柄が生まれたのは1960年代。モナコ公妃のグレース・ケリー(Grace Kelly)に贈るシルクスカーフの柄としてデザインされ、以降、ブランドのアイコンとしてさまざまに再解釈されている。最新コレクションにおいても中心的なモチーフの一つだ。

メンズでは、エロンゲーテッド トー(細長いトー)が主張するシックなレザーローファーや、かかとを折り畳んでスリッパとしてもはけるソフトレザー製のローファーなどがそろう。GG柄のキャンバス素材を使ったローファーは、ベージュ×ボルドーの色合わせが最新コレクションとリンクする。